どうも中国輸入副業アドバイザーのhideです。
中国出張に行くたびに、本当に中国は電子決済が浸透していると感じます。電子決済を導入していないところはないくらいです。
中国のモバイル決済の普及率は98%以上らしいです。日本でもpaypayやlinepayなど色々な電子決済が導入されてきていますが、普及率は6%程度で電子決済がメインにはまだなっていないですね。
電子決済をするときにはORコードを読み取り支払を行いますが、日本で販売されている商品にもバーコードがついており、10桁程度の数字が並んでいると思います。
この数字はJANコードと呼ばれるものであり、Amazonで新規出品を行う場合、登録するべき情報にJANコードが含まれています。
中国輸入で新規出品を行おうと考えている方は、JANコードの取得が必須となりますので、JANコードの基本的な説明から取得方法まで説明します。
JANコードとは
JANコードはバーコードで情報を読み取れるように、商品にバーコード表記されており、日本以外の多くの国で使用されています。JANコードは国際的にはEANコードやGTIN-8、GTIN-13と呼ばれています。
JANコードとは、簡単にいうと「どんな事業者」が「どんな商品」を流通しているかを識別している情報です。
JANは「Japanese Article Number」の略で、0から9までの数字で一般的に13桁の数字から成り立ちます。
JANコードにはGS1コードと呼ばれる事業者識別コードが含まれており、事業者がこの事業者識別コードを用いて商品ごとに番号を割り振っています。
左から数えて2番目までの数字が国コード(日本は45又は49)で、その次に7桁のGS1コードと呼ばれる事業者識別コード、その後に3桁の商品コード、最後に1桁のチェックデジットによって構成されています。
JANコード取得方法
JANコードを発行するにはGS1事業者コードを取得する必要があります。
一般財団法人流通システム開発センターに申請することでGS1事業者コードを取得することが出来ます。
一般財団法人流通システム開発センターへの申請には、インターネットからの申込と申請用紙に記入後郵送にて申し込みする方法があります。登録する際には業態区分と年商によって登録料がかかります。
画像出典・参考:一般財団法人流通システム開発センター GS1事業者コードの登録申請方法
http://www.dsri.jp/jan/jan_apply.html
事業者コードを取得すれば、あとはご自分でバーコードの商品コードを発行することができます。
商品それぞれに発行するJANコードの番号管理は、事業者で行うものであり、特にどこかに申請・登録して取得するものではありません。
商品ごとにつける番号は、事業者コードを所有する事業者の責任において同じ番号が重ならないように管理する必要があります。
JANコードの最後の1桁のチェックデジットは以下のURLから計算することができます。
チェックデジットの計算方法
http://www.dsri.jp/jan/check_digit.html
事業者コードの使用は、3年ごとに更新が必要です。
3年ごとの更新時期が近づくと、JANコード申請時の住所に、流通コードセンターから更新のお知らせが送付されます。
世界共通コード
日本ではJANコードと呼ばれているますが、海外のバーコードは異なる名称で呼ばれています。
アメリカなどで用いられているバーコードはUPC、ヨーロッパの国で用いられているのはEANと呼ばれています。
呼ばれる名称は異なりますが、どれも商品の流通コードを表しています。
そのためAmazonの商品を登録する画面ではJANコードはありませんが、GTIC、EAN、どれも名称が異なるだけなので、登録に問題ありません。
まとめ
JANコード発行のために必要なGS1事業者コードの取得は、申請すれば簡単に取得することができます。新規出品を行う場合、JANコードがないと登録がスムーズに行なうことができないため、まだ事業者コードを取得していない方は申請をしておきましょう。