OEMはしっかりとした知識を身に付けてから行わないと大きな失敗につながることがあります。
どうも中国輸入副業アドバイザーのhideです。
OEM商品は高い利益率で独占販売することができ、一つの商品で数十万円以上の利益をえることもできます。
しかし、その分OEMではOEMに関する知識や必要資金が多く、失敗してしまうと大きな損失につながることがあります。
OEMでの失敗理由は様々ですが、良くある失敗は避けることが望ましいです。
OEMでよくある失敗の理由を説明します。
中国輸入OEM失敗理由
需要調査が不足している
OEM商品を作成する場合、作成したい商品をつくればよいわけではありません。
たとえ商品分野に精通していて、潜在的に求められているニーズがわかると思っている方でも、定量的や定性的にニーズを調査しなければいけません。
需要をしっかりと把握していないと、機能やデザインがすばらしい商品を作成できたとしても、商品が売れないという失敗につながる可能性があります。
集客したいキーワードの検索ボリュームと競合商品の販売個数などが需要を調査することができます。
集客キーワードを調査する際は、メインのキーワードだけでなく、関連キーワードや複合キーワードについてしっかりと調査を行いましょう。
例えば、「iphoneケース」をメインキーワードとする場合、「iphoneケース」だけでなく関連キーワードとなる「スマホケース」や複合キーワードとなる「iphoneケース おしゃれ」などもキーワードは網羅的に調査を行い、OEMする商品の需要を正確に判断します。
また、潜在的なニーズを知る方法として、クラウドソーシングサイトでアンケートをとる方法などがあります。
例えば、商品カラーが「赤」「青」「緑」のどれがもっとも需要があるかを知りたい場合は、商品カラーを「赤」「青」「緑」の3択から選んでもらい、その他どんな欲しいカラーの商品が欲しいかなどをアンケートで回答してもらいましょう。
需要の調査をどこまで行うかは、人それぞれですがしっかりと行えば行うほど失敗のリスクは少なくなります。
競合調査が不足している
集客したいキーワードボリュームをチェックして需要がある商品であったとしても、競合商品が強い商品ばかりである場合は、販売しても想定どおり売れないことがあります。
競合調査で「商品ページが作りこまれていないか」「競合商品より差別化できる訴求ポイントがあるか」などを確認しましょう。
商品ページは「商品名」「商品画像」「商品説明」が作りこまれていて、Amazon内SEOに最適なされているような商品となっているか確認します。
競合が弱い場合は、商品ページを作りこんで販売することで競合商品に容易に勝つことが出来ます。
また競合が弱い商品に比べて競合が強い商品は広告費が多く必要となります。
スポンサープロダクト広告を利用する場合、クリックごとに広告費がかかりますので、購入者がクリックされて商品ページを見てくれても、競合商品と比較されて競合商品を購入した場合は広告費が無駄になってしまいます。
スポンサープロダクト広告を利用することで、商品露出を増やして販売個数を増やすことが出来たとしても、広告費が粗利益以上にかかってしまうと赤字になってしまいます。
競合調査を入念に行うことで、価格競争にならずに高い利益率の商品を販売できる可能性を上げることができます。
販促活動が不足している
需要があり、競合が強くない商品を見つけることができたとしても、販促活動が不足していると想定していたように販売できない失敗が起こる可能性があります。
商品ページ作成をしっかりと作りこんだうえで、スポンサープロダクト広告を利用して商品露出を増やして商品カタログを人気商品に作り上げていくことが大切です。
Amazonが行っているセールに申請することで、一時的に販売数を伸ばすことも出来ます。
数量限定セールについては、Amazonセラーセントラルで以下の通り説明されています。
数量限定タイムセールの概要と申請資格
数量限定タイムセールの出品資格を満たすには、大口出品者で、1か月あたり5件以上の評価を取得し、全体の評価で星の数を3.5以上獲得している必要があります。また、商品は次の基準を満たしている必要があります。
・販売履歴があり、Amazonで星の数を3つ以上獲得していること
・できるだけ多くのバリエーションが組み込まれていること
・制限対象商品、不快感や嫌悪感を与える商品、不適切な商品ではないこと
・すべての地域でAmazonプライム対象であること
・新品であること
・購入者の商品レビューポリシーに準拠していること。詳しくは、購入者の商品レビューポリシーをご覧ください。
・価格に関するポリシーに準拠していること。詳しくは、参考価格に関するAmazonのポリシーをご覧ください。
・タイムセールの頻度に関するポリシーに準拠していること。詳しくは、数量限定タイムセールの作成をご覧ください。
セールを行う一時的に販売個数を増やすことで、検索順位を向上されることができ、セール後も販売個数を増やすことが出来る可能性があります。
うまくセールを利用してOEM商品を人気商品に作り上げていきましょう。
商品の新規出品については以下の記事を参考にしてください。
スポンサープロダクト広告の設定については以下の記事を参考にしてください。
まとめ
OEMは失敗すると大きな損失につながる可能性があります。
初心者の方がOEMを行いたい場合は、小資金でも行なうことができる簡易OEMをおすすめしています。
簡易OEMは既製品の一部を加工して、オリジナル商品として販売する方法です。
既製品に対しての加工であるため、完全なOEMに比べると小ロットからでも始めることができます。
簡易OEMについては以下の記事を参考にしてください。