輸入ビジネスのコスト計算

輸入ビジネスの費用はどのようなものがあるか把握できていますか?

どうも中国輸入副業アドバイザーのhideです。

せっかく商品を仕入れして転売したのに、赤字になってしまってはなんのために転売しているのかわからないですよね。輸入ビジネスで必要となってくる費用を抑えてしっかりと利益のでる商品を販売しましょう。

仕入れ~販売までに考慮するべき費用は以下のようなものがあります。

1.仕入れ代金

2.現地送料

3.消費税・関税

4.国際送料

5.販売手数料

6.発送費

7.在庫保管料

これ以外にも仕入れ手数料や、返品・不良品などで費用が発生することがあります。

仕入れ代金

アリババで商品ページでは以下のようになっており、①にあたる箇所が仕入れ値になります。アリババの表示通貨は中国元になっていますので注意しましょう。

以下の例だと

1~9個は29元

10~99個は27元

100個~は26元

となっています。

アリババではこのようにロット数が大きいほど仕入れ値が安くなっていくことが多いです。

アリババやタオバオから仕入れする場合は、代行業者を利用することになるため、仕入れ金額の5~10%手数料が必要となりますので、注意しましょう。

現地送料

上画像の②にあたる箇所が中国国内での送料となります。

代行業者を利用する場合は、中国の代行業者までの送料となります。

消費税・関税

関税は0%のものから数十%のものまで様々です。関税は財務省関税局からおおよその関税率を確認することができます。輸入する商品の分類の関税率を確認しておきましょう。

http://www.customs.go.jp/tariff/

関税加えて消費税8%を支払う必要があるので、税金として支払うのは「消費税8%+関税」となります。

国際送料

中国からの国際送料は基本的に重量で決まります。

ただし、航空貨物は重量の決まり方として、実重量、容積重量を比較して重い方の重量で計算されるので注意が必要です。容積重量とは、貨物の一定容積を一定のキログラムに換算した重量を表しています。

(5,000cm3/kgはIATA(国際航空運送協)の基準容積)

例えば 5,000cm3/kgで容積を重量に換算するとすると、縦50cm×横50cm×高さ50cmの貨物の場合、「50×50×50÷5,000=25kg」となります。

25㎏より軽い荷物だった場合は、容積重量の方が大きいため、容積重量の重量で国際送料は計算されます。

販売手数料

AmazonなどのECモールで販売する場合は、販売金額の10%程度の手数料がかかります。

Amazonは商品ジャンルによって販売手数料が異なるため、出品する商品のジャンルの手数料を確認しておきましょう。

商品カテゴリー販売手数料率(2019年4月13日現在)

15%
CD・レコード
15%
ビデオ・DVD 15%
エレクトロニクス (AV機器&携帯電話)
8%
カメラ 8%
パソコン・周辺機器 8%
(エレクロニクス、カメラ、パソコン)付属品 10%
(最低販売手数料は50円)
Kindle アクセサリ 45%
楽器 8%
ドラッグストア 10%
ビューティー 10%
スポーツ&アウトドア 10%
カー&バイク用品 10%
おもちゃ&ホビー 10%
TVゲーム 15%
(※5)PCソフト 15%
ペット用品 15%
文房具・オフィス用品 15%
(※6)ホーム(家具・インテリア・キッチン) 15%
(※7)ホームアプライアンス 10%
大型家電 8%
DIY・工具 15%
産業・研究開発用品 15%
食品&飲料 10%
(※8)腕時計 15%
(※9)ジュエリー 15%
ベビー&マタニティ 15%
服&ファッション小物 15%
シューズ&バッグ 15%
その他のカテゴリー 15%


発送費

AmazonのFBAの料金プランは、以下のURLから確認することができます。商品サイズ、重さによって小型、標準、大型に区分が分けられ、それぞれに料金が設定されています。

https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/fee.html

既に商品カタログがAmazonにある場合は、FBA料金シュミレーターで検索することでFBA料金を算出することができます。

FBA料金シュミレーター

https://sellercentral-japan.amazon.com/fba/profitabilitycalculator/index?lang=ja_JP

在庫保管料

小型の商品の場合は気にするほどの料金ではありませんが、大型の商品の場合は、負担が大きくなります。商品サイズが大きいものであれば、アマゾンの倉庫ではなく他の保管方法を検討したほうが費用を抑えることができます。

まとめ

仕入れ金額と販売価格だけを比較するのではなく、エクセルなど計算表を作成して、具体的に利益がどの程度あるのか簡単に計算できるようにしておきましょう。