アリババやタオバオを利用するには、代行業者を通して商品を購入する必要があります。
私はこれまで中国輸入の代行業者をいくつか利用してきましたが、代行業者によってサービスの質は大きく異なっていました。
おすすめの代行業者を紹介しますので参考にしてください。
おすすめ代行業者
単純転売や簡易OEMをメインにされている初心者の方向けとOEMをメインで行っている中級者の方向けのオススメ代行業者を紹介します。
初心者におすすめの代行業者
単純転売や簡易OEMをメインにされている方へのおすすめ代行業者は
淘太郎(タオタロウ)です。
会費
会費は1万~3万程度の会社が多いのですが、淘太郎(タオタロウ)は会費が無料で利用することができます。輸入ビジネスは仕入れから販売まで2週間程度はかかってしまうため、初めて輸入ビジネスを行う方で慣れていない方の場合、はじめの1ヶ月は販売できないまま会費だけ払うということもありえます。そのため初めて中国輸入を行う方にとって、会費無料は大きいと思います。
月額29,800円で仕入れ手数料が無料になるプランもあるので、仕入れ金額が増えてきたら有料プランへ切り替えるということもできます。
仕入れ手数料
会費無料のプランの場合は仕入れ代金に対して5%の手数料が必要となります。他の会社では5%以下の会社もあるので、優れているというわけではありませんが、一般的な料金であると思います。手数料が格段に安い会社は為替レートが悪いことがありますので、他の会社と比較される方は仕入れ手数料だけでなく、為替レートも含めて比較してみてください。
国際送料
日本向けの輸送方法は以下の通りとなって、航空便、船便ともに対応しています。
航空便:OCS、EMS,LJ便
小包・特殊航空便:航空便特殊ルート、直送小包
船便:海源快速船便、中国郵政船便
国際送料は発送する重量などによって決まるため、断言はできませんが輸送方法で安い方法を選択すれば、安めの料金体系になっていると思います。
参考までに21~50kgを航空便、船便で輸送した場合の1kg料金は以下の通りになっています。
OCS:18元/kg
EMS:17~18元/kg(最大1箱30kgまで)
LJ便:17元/kg
海源快速船便:14元/kg(21kg以上から対応)
中国郵政船便:17~20元/kg(最大1箱30kgまで)
(2019年4月時点)
上記の料金のほかに通関手数料などが必要になります。中国輸入は仕入れ単価は安いものが多いので、国際送料が占めるコストの割合が大きくなってきます。国際送料を安い会社を選ぶことで、他セラーより有利に販売を行なうことができます。
電話対応あり
ホームページに記載されているため、電話で質問をすることができます。実際に電話をかけてみましたが、電話対応できる中国人の方に対応してもらうことが出来ました。
オプション
簡易検品は無料となっており、OPP袋の入れ替え、タグ付け替えなどはオプションで行なってもらうことができます。簡易検品は袋から出さずに目視での確認となるため、不良品などは見つけることは難しいですが、カラー違いや規格違いの商品などは見つけてもらえます。
ここまでオススメ理由を書いてきましたが、他の会社に比べて良くない点をあげるとホームページが少しわかりにくいことと、paypalでの決済の場合は手数料がさらに必要になるということです。
しかしホームページは慣れてしまえば問題なくなりますし、paypal決済を使用せずに、銀行振込を行えば追加での手数料必要ありません。
初心者の方で代行業者を迷っている方がいましたら淘太郎(タオタロウ)をチェックしてみてください。
淘太郎(タオタロウ)
中級者におすすめの代行業者
OEMをメインで行っている方へのおすすめ代行業者は、
Amacon(アマコン)です。
会費
ライトプラン:9,800円
ビジネスプラン29,800円
コンサルプラン49,8800円
OEMをメインで行い方はビジネスプラン又はコンサルプランをおすすめします。
ビジネスプラン又はコンサルプランであれば、OEM交渉や工場探しなどを行なってもらうことができるだけでなく、撮影サービス(中国人スタッフ)やパッケージ制作手配を無料で行なってもらうことができるだけでなく、Amacon開催のセミナーへ無料で参加できます。
仕入れ手数料
買い付け手数料0%となっています。手数料の相場はだいたい5~10%なので、買い付け手数料0%のamaconはかなり優良だと思います。仕入れ価格が5~10%安くなると、関税・消費税も安くなります。為替レートは三井住友銀行レートTTS+1円(※ライトプランは+2円)となっています。TTSとはTelegraphic Transfer Selling Rateの略で、金融機関が顧客に外貨を売る際のレートです。逆に金融機関に外貨を日本円に交換してもらうレートはTTB(Telegraphic Transfer Buying Rate)といいます。
国際送料
日本向けの輸送方法は以下の通りとなって、航空便、船便ともに対応しています。
航空便:OCS、林道
船便:海源快速船便
国際送料は安い設定になっており、船便は2トン以上で6.5元まで安くなります。
オプション
会費や国際送料も安いですが、Amaconをオススメする理由は、OEMに関するオプションサービスが充実していることです。OEMの以下の流れをすべてトータルサポートしてもらうことができます。
・商品選定・詳細決定
・工場との交渉
・サンプル作成
・サンプル修正
・本発注
・検品・発送
商品ページ作成に必須である商品画像も撮影サービスを利用することで準備することができます。またコンサルプランであれば月1回電話によるコンサルがオプションについており、OEMに関する相談をすることができます。
Amacon(アマコン)
まとめ
初心者の方と中級者の方向けの代行業者を紹介しましたが、代行業者によって、国際送料や手数料、サービスなどが異なります。取り扱っている商材にあった代行業者を選ぶことが重要です。実際に使用してみないとわからないこともありますが、いろいろな代行業者を比較検討してみましょう。