中国輸入は代行業者、それともパートナー?

中国輸入では代行業者かパートナーどちらを利用するべきかお悩みではないでしょうか?

どうも中国輸入副業アドバイザーのhideです。

アリババやタオバオなどの中国サイトから直接購入するには面倒な手続きが必要となり、代行業者を利用して仕入れをすることになります。

代行業者によって月額会員費や商品購入手数料、送料が異なりますので、ご自身にあった代行業者を選ぶことで、コストを抑えることができます。

またオリジナル商品の生産を目指している方であれば、OEMに強い代行業者を選ぶことが大切です。

代行業者だけでなく、パートナーの方を探して中国輸入を行う方法もありますが、こちらは慣れてきてから試みることをオススメします。

代行業者、パートナーの特徴

代行業者、パートナーそれぞれにメリット、デメリットがあります。

それぞれの特徴を把握したうえで、取り扱っている商材やレベルに合わせてどちらを利用するか判断しましょう。

代行業者とパートナーそれぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。

代行業者のメリット

・手数料や国際送料、オプションなどの料金体系がはっきりとしている。
・国際送料が安い会社がある。
・中国市場ツアーなどを行っている会社があり、市場見学などに行くことが出来る。

代行業者のデメリット

・担当者によっては日本語でコミュニケーションが難しいことがあり、うまくオリジナル商品企画が伝わらないことがある。
・月額で会員費が必要となる会社がある。

パートナーのメリット

・代行業者のように担当が変わることがないので、良いパートナーを見つければ関係を築いていくことが出来る。
・工場との交渉がうまくいけばそのままパートナーの報酬につながるため交渉を頑張ってくれる。

パートナーのデメリット

・仕入れ代金を支払ったが、商品が届かないなどの詐欺にあう可能性がある。
・問題が発生した際に、パートナーとやり取りして問題を解決しないといけない。

代行業者は会社にサービスを行ってもらうので、ある程度のクオリティがあり、詐欺などの可能性も低いと思います。

パートナーは個人同士でのやり取りになりますので、なにか問題あった場合に面倒になる可能性がありますが、良いパートナーにめぐり合うことが出来れば、他の中国輸入セラーよりも良い条件で商品企画を進めることが出来ると思います。

色々な代行業者、パートナーを探して最適な業者を見つけましょう。

代行業者選びのポイント

「中国輸入代行業者」検索するとかなりの数の会社がヒットします。

どれを選べばよいかわからないという方がいらっしゃると思います。

代行業者の料金、サービスは会社によって大きく異なります。

どの代行業者がよいかは、ご自身の取り扱っている商材や事業規模によって異なりますが、代行業者選びの上で確認するべきポイントは以下となります。

・会費が必要かどうか
・国際送料が安いか
・様々な配送方法に対応しているか
・OEMの対応力が高いか
・担当者のコミュニケーション力(日本語力)
・しっかりと検品してくれるか

会費

代行業者によっては月額で会費が必要となります。だいたい~3万円程度となっており、会費が必要な会社は国際送料などが安かったり、サービスが充実している場合が多いです。

初心者の方で取り扱っている商品が少ない方は、 会費が無料の会社を試してみて、慣れたら会費が必要な会社へ変更すると良いと思います。

国際送料

国際送料は配送方法、商品重量などで決まり、料金にかなり幅があるため、いくらであれば安い料金であるか提示できませんが、航空便であれば15元~40元/kg、船便であれば8元~20元/kg程度の会社が多いです。

通常の代行業者のサイトであれば国際送料について記載されていると思いますので、必ず確認しておきましょう。

配送方法

航空便でもEMSやOCSなど様々な配送手段があり、配送方法が多い会社が望ましいです。

2018年に関西地方に台風が上陸して、関西国際空港が被害を受けた際は、航空便がストップしてしまい、一時的に航空便の料金が上がり、荷物を配送できないという事態になっていました。

航空便だけでなく船便などの配送方法にも対応しているかどうかなど、確認しておきましょう。

OEMの対応力

アリババやタオバオなどの中国サイトから既存品を仕入れするのではなく、OEMでオリジナル商品を生産したい場合は、OEMに強い代行業者を選ぶべきです。

OEMしたい商品企画を小ロットから生産してくれるよう工場と直接交渉を行ってくれるかなど、OEMへの対応に慣れているかどうか確認しましょう。

担当者のコミュニケーション力

代行業者を決める前に、メールでやり取りをするか、できれば電話をしてみましょう。

メールがグーグル翻訳をそのまま貼り付けたような文章である場合や日本語で電話ができない場合は、やめておいたほうがよいです。

日本人担当者がいる会社もあるので、料金などと考慮して検討してみましょう。

検品体制

中国輸入の商品はジャンルによりますが、不良率が高い傾向にあります。

特に家電などの精密機械などが含まれる商品は見た目では不良かどうかわからないものもあるため、検品体制はしっかりしていないと不良品で返品ばかりとなる可能性があります。

初心者の方のおすすめ代行業者は以下の記事を参考にしてください。

パートナー選びのポイント

パートナーを探す場合は、掲示板などで募集すれば見つけることが出来ます。

パートナーの探しの注意点は以下の通りです。

面談する

スカイプなどで面談を行うことで、日本語で意思疎通できるパートナーかどうか判断することができるので、面談することをおすすめします。

手数料、送料

購入金額の5~10%の手数料のパートナーが多いです。送料は手段、重さによって段階的に決まっていることがあるので、確認しておきましょう。

場所、OEM経験について

イーウーや深センに大きい市場があるため、パートナーの方もどちらかで代行業務を行っている場合が多いです。

イーウー、深センそれぞれ取り扱っている商品が異なるため、生産したいオリジナル商品のジャンルが決まっている場合は、商品ジャンルにあった市場の近くのパートナーのほうが望ましいです。

これまでのどういったOEMを代行したことがあるか聞くことで、パートナーの方がオリジナル商品のジャンルでOEMを対応できるかどうかを判断することができます。

優れたパートナーを見つける詳しい方法は以下の記事を参考にしてください。

まとめ

代行業者、パートナーそれぞれメリット、デメリットがありますので、ご自身の状況にあった方法を選ぶことが大切です。

中国輸入初心者の方は、いきなりパートナーを探しても、パートナーの提示する条件がご自身にあったものであるか判断することが難しいと思います。

そのため、まずは代行業者を利用して、中国輸入の知識を深めた後に、必要に応じてパートーナーを探すことをおすすめします。