どうも中国輸入副業アドバイザーのhideです。
仕入れしたい商品があっても現金がなくて仕入れできないなんてことはありませんか?
クレジットカードでの支払いが出来れば、支払の期日を伸ばすことができるため、クレジットカードで仕入れを行い、支払日までに商品を販売できれば問題なくキャッシュをまわすことができます。
しかし中国輸入は前金で仕入れ代金を支払う必要があることが多いため、現金がないと仕入を行なうことができません。
副業や個人事業主として輸入ビジネスをしていたら、融資をうけることはできないのではないかと考える方もいるかもしれませんが、個人でも融資をうけることは可能です。
融資について調べると、様々なHPがヒットしますが必要な資料も多く、融資を受けることが大変なイメージがありますが、実際に行ってみると思っているよりも大変ではありません。
事業に必要な資金が足りていないと感じている方は、融資の相談だけでも行ってみても良いと思います。
私が実際に融資を受けた際の融資の流れや必要な資料について説明します。
融資の流れ
融資をうけるまでのおおまかな流れは以下となります。
1.銀行・信用金庫へ相談
2.面談・書類確認
3.融資審査
4.融資手続き
銀行・信用金庫へ相談
電話や窓口で相談を行うと、必要な資料や融資を受けることができるまでの期間などを説明してもらうことができます。
商工会に入会している場合は、商工会で融資の相談なども行っていることがあり、地銀や日本政策金融公庫の担当者へ取次ぎなどを行ってもらえることがあります。
融資に必要な資料なども記入事項にもれや間違いがないかチェックなどもしてもらうこともできるので、わからないことは相談してみましょう。
面談・書類確認
銀行・信用金庫などの担当者に融資に必要な資料を面談にて確認をしてもらいます。
資金使途や事業計画書や決算書から、経営状態や財務状態を説明する必要があります。
資金使途は大きく分けて設備資金と運転資金があり、どのような目的で融資を受けた資金を使用するかを意味しています。
個人事業主での輸入ビジネスで、仕入れや外注費などの支払いのための融資でれば、運転資金で融資を受けることになります。
事業計画書や決算書の説明は難しく感じるかもしれませんが、主力製品の売上や毎月のおおまかな費用などで経営状況を説明して、今後どのように事業展開していくかを説明できれば問題ないです。
融資審査
面談内容や書類をもとに融資の金額や可否が判定されます。
例えば500万円で融資を申込して、満額の500万円でなく300万円で融資を受けることができるといった場合もあります。
融資の審査が通れば融資手続きとなります。
融資手続き
審査に通過することができれば、入金先の銀行口座などの情報を登録して銀行からの入金を待つことになります。
面談や融資審査で1ヶ月間程度、融資手続きに1週間程度必要になるため、融資の申し込みをしてから入金されるまで1ヶ月程度必要となります。
一度融資を受けていると、審査期間短くなることが多く1ヶ月よりも短い期間で融資をうけることができる可能性が高くなります。
融資に必要な資料
融資を受ける場合、法人か個人かで必要な資料が異なります。
また融資を申し込む時期や銀行・信用金庫などによっても必要な資料が異なる場合があるため、融資をうけようと考えている銀行などに問い合わせすることをおすすめします。
個人で融資を受ける場合に一般的に必要な資料を説明します。
・融資申込みに必要な書類
1.借入申込書
2.過去3期分の決算書(税務署受付印・付属明細書付き)
3.事業計画書(創業時の場合は創業計画書)
4.資金繰りがわかる資料(メインバンクの預金通帳など)
5.本人確認資料(免許証、パスポートなど)
6.印鑑証明書
7.借入金の一覧がわかる資料(借入金が既にある場合)
8.所得税、消費税の支払が確認できる資料
9.公共料金の支払を確認できる資料
10.その他(試算表など)
様々な資料が必要である印象を受けますが、作成することに手間がかかるのは決算書や事業計画書のみです。
決算書は確定申告する際に作成しているはずなので、確定申告書に添付した決算書を提出すれば問題ありません。
まだ決算をむかえていない場合は、確定申告をしていないため決算書がないと思いますが、その場合は月次の収支がわかる試算表などで対応してもらえる可能性があります。
事業計画書や創業計画書は、日本政策金融公庫のホームページにはフォーマットがありますので、フォーマットに従い記入してみましょう。
融資を申し込む前に相談をすれば、チェックしてもらうことが出来ますので、相談することをおすすめします。
まとめ
事業に必要な資金が足りなくなってから融資を受けようとしても、融資をうけるまで1ヶ月程度は必要であるため、余裕を持って融資を申し込むことをおすすめします。
融資を焦っていると資金繰りに困っている印象を与えてしまう可能性もあるため、銀行の担当者に悪いイメージを与えてしまう可能性もあります。
輸入ビジネスでは在庫を抱える必要があるため、資金に余裕がないと仕入ができない状態になりかねません。
キャッシュフロー管理をしっかりと行い、キャッシュは余裕を持って輸入ビジネスを行いましょう。
キャッシュフロー管理については以下の記事を参考にしてください。