中国輸入をやってみたけれど儲からないという方はいませんか?
どうも中国輸入副業アドバイザーのhideです。
中国輸入は商品の仕入れ単価が安く、高い利益率を狙うことが出来る魅力があります。
この商品が儲かりそうだと仕入れをしても、想定したような価格・販売個数で売れないということも起こりえます。
中国輸入が儲からないのではなく、中国輸入を行うにあたり押さえておくべきポイントがわかっておらず失敗しています。
よくある失敗の理由を説明します。
中国輸入の失敗理由
仕入れ判断があまい
商品リサーチではチェックするポイントは決まっています。
よく初心者の方で販売価格と仕入れ値だけで仕入れ判断をしている方がいます。
商品サイズや重量で国際送料は変わりますし、Amazonで販売する場合は販売手数料はカテゴリーによって異なります。
また関税も0%~数十%の幅があるため、関税がおおよそどのくらいになるのか把握しておく必要があります。
そのようにコスト計算をしっかりと行ったうえで、仕入れ判断しなければいけません。
また、商品リサーチの仕入判断は月間販売個数、他セラー数、仕入れ値、販売価格、ROIなどの数値から定量的に行えるようにすることが望ましいです。
仕入判断を定性的な判断にしていると私的な感情が入って、ご自身が魅力的に感じるような商品を仕入れする可能性があります。
ご自身が魅力的だと思っても、購入者にとって魅力的な商品であるかどうかはわかりません。
また定量的に仕入れするべき商品であるか判断できると、リサーチ作業を外注化することが容易になります。
例えば、月間販売個数が50個以上、セラー数3人以下、ROI20%以上の商品のみを抽出するようにリサーチを外注することが出来ます。
逆に定量的な判断でなく定性的な判断で、「この商品は使いやすそうだし、魅力的だから仕入する」というような判断で仕入れをしている場合は、商品リサーチを外注することはできません。
誰でも仕入ができる商品を仕入れしている
単純転売の商品を探す際に「ノーブランド」と検索した商品で、すぐにアリババやタオバオで見つけることができる商品は誰でもすぐに仕入れを行なうことができます。
誰でもすぐに見つけることができる商品が悪いわけではありませんが、そのような商品の場合は他セラーよりも安く仕入れをすることができないと利益をえることは難しいです。
例えば、他セラーより安く仕入れをするには、
「大量発注でアリババやタオバオの価格よりも安い価格で仕入れできる」
「国際送料が安い業者を利用する」
などで他セラーより優位になるような点がないといけません。
単純転売では価格以外で差をつけることが難しいため、仕入れ値や国際送料などをいかに抑えることができるかが大切です。
代行業者によっては、アリババやタオバオの出品者と交渉して、表示価格よりも安い価格で仕入れできることができることがあります。
アリババやタオバオから仕入れをしているセラーは多いですが、交渉まで行っているセラーとなると数は減ります。
他セラーが行っていないような工夫をすることで単純転売でも安定して利益を得ることが出来るようになります。
知的財産権を侵害している商品を仕入れしている
中国輸入の商品に多いですが、知的財産権を侵害している商品を仕入れしてしまい、権利者などから通報されてしまい販売が出来なくなった失敗があります。
アリババやタオバオで販売されているキャラクター商品(ぬいぐるみ、フィギュア、コスプレなど)、有名ブランド商品は正規品で無い可能性があります。
例えば、アリババで「ディズニー ぬいぐるみ」と検索してみると、以下のようにディズニーや任天堂のぬいぐるみが表示されます。
ディズニーや任天堂のぬいぐるみの正規品であれば数千円で販売できると思います。
そんな商品が20元程度で販売されており、日本円で300~400円程度で購入することできます。
このような商品は偽造品で知的財産権を侵害している可能性が高いです。
キャラクター商品やブランド商品は、そのブランド力でノーブランド商品よりも高い販売価格でも売れます。
偽造品は正規品よりも安く仕入れできるため、偽造品を販売すると高い利益をえることができます。
高い利益がえることができるため、そのような商品を仕入れすると様々なリスクがあります。
正規品であるかどうか怪しい商品は極力仕入れを行わないことをオススメします。
まとめ
失敗する理由をしっておくことで、良くある失敗を未然に防ぐことができます。
輸入ビジネスに限らず、新しいことを行うというとどうしても失敗は起こってしまいます。
失敗することが悪いことではありません。成功している人も多かれ少なかれ失敗は経験しています。
しかし少し調べるだけで防止することが出来る失敗をしたり、失敗したことから何も学ばないことは避けなければいけません。
中国輸入に限らず輸入ビジネスの失敗事例は調べれば、すぐに見つけることができます。
成功事例から学ぶことも多いですが、失敗事例も知っておいて避けることが出来る失敗は避けていきましょう。